【空気とエアコン②】内部クリーンで逆に臭くなった?原因と対処法
- Hikari Nagamine

- 10月26日
- 読了時間: 3分
更新日:10月27日
〜送風ボタンがないエアコンでもできる乾かし方〜
🌿はじめに
「エアコンの“内部クリーン”を使ったのに、なぜか前より臭くなった…!」そんな経験、ありませんか?😱内部クリーンは一見“万能のカビ対策機能”に思えますが、実は条件によっては逆効果になることもあります。
この記事では、なぜ臭くなってしまうのか、そして送風ボタンがないエアコンでもできる“代わりの乾かし方”を、できるだけやさしく説明します🌸
🫧そもそも「内部クリーン」ってどんな機能?
メーカーによって呼び方は少しずつ違いますが、内部クリーン(または内部乾燥・内部清浄)とは、エアコンの中に残った水分を乾かしてカビの繁殖を防ぐための自動運転機能のことです。
ただし、乾かす方法はメーカーによってバラバラ!
冷房 → 送風 → 弱い暖房 という順に動くタイプ
送風だけを長時間まわすタイプ
1〜3時間動作するタイプ
などがあり、使う環境やタイミング次第で効果に差が出ます。
😵💫内部クリーンで逆に臭くなる主な原因
① 内部がすでにカビっぽい状態で使うと、温風が「カビの匂いを蒸し出す」
エアコン内部にカビや汚れが残っている状態で内部クリーンを使うと、あたためた空気がカビ臭ごと部屋に放出されてしまいます。いわば、“カビ臭スチームサウナ”状態です🥲
② 湿度が高いと、逆に乾かしきれない
沖縄のように湿度が高い地域では、内部クリーン中に発生した水蒸気が外へ逃げにくく、結果として生ぬるい湿気がこもることがあります。
③ 運転時間が長すぎて、生乾き臭が部屋に広がる
機種によっては数時間動作するタイプも。乾燥が進む前に、“生乾きの風”が室内に広がるケースもあります。
🌬️じゃあどうすればいいの?送風ボタンがない時の乾かし方
リモコンに「送風」ボタンがない機種でも、工夫すれば同じような効果を出す方法があります。
🌿方法①:「冷房モードを高温設定で」送風代わりに
冷房モードにする
温度を一番高い設定(29〜30℃)に上げる
風量を「強」または「自動」にして10〜20分運転
これで冷媒の動きが最小限になり、ほぼ送風運転と同じ状態になります。冷えすぎが気になるときは、部屋のドアを開けておくと◎
🌿方法②:「内部クリーン」後に“自然乾燥タイム”を足す
内部クリーン機能を使ったあとに、冷房を高温設定で10〜15分だけそのまま風を回す(または窓を開けて自然乾燥)と、内部にこもった蒸気が外へ抜けやすくなります。
🌿方法③:「除湿(ドライ)」モードを短時間だけ
湿気が気になるときは、一番弱い除湿設定で10〜15分動かすのもOK。ただし外が涼しい日や夜間は、冷えすぎないよう注意⚠️
🧼まとめ
内部クリーンは便利な機能ですが、「内部が汚れたまま」「湿度が高い」状態では逆効果になることがあります。
理想は、
定期的なフィルター清掃
使い終わりに軽く送風(または代用運転)
年に1回の分解洗浄でリセット
これだけで、エアコンのニオイはぐっと減らせます🌿
💬さいごに
エアコンの中は、湿気と汚れがたまりやすい小さな箱です。機能をうまく使い分けるだけで、カビや臭いの出方が変わります。
かふぅ〜では、女性スタッフが丁寧に分解洗浄を行い、内部クリーンでは取り切れない汚れまでやさしくリセットします🫧
「内部クリーンを使っても臭いが取れない…」と感じたら、どうぞお気軽にご相談くださいね🍀
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