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【空気とエアコン①】エアコンのニオイの正体とは?

  • 執筆者の写真: Hikari Nagamine
    Hikari Nagamine
  • 10月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:10月27日

〜お部屋の空気がモワッとする原因をやさしく解説します〜


🌿はじめに

「エアコンをつけた瞬間、なんだかモワッとする…」そんな経験、ありませんか?

実はあのニオイ、ひとつの原因だけで起きているわけではありません。この記事では、沖縄のように湿気が多い地域で起こりやすい3つの原因を、できるだけわかりやすくお話しします☺️


原因① 湿気のたまりとカビの発生

エアコンの中では、空気を冷やすときに**結露水(けつろすい)**が発生します。この水分がしっかり乾かないまま残ると、カビの原因になります。

沖縄のように湿気が高く、冷房を長く使う地域では、エアコン内部が乾く時間が少なくなりがち。だから「使い終わったあとにどれだけ乾かせるか」が、とても大切なんです🌿

冷房を切ったあとに送風運転を20〜30分入れるだけでも、熱交換器や送風ファンのまわりに残った水分を飛ばすことができます。ドレンパン(結露水を受けるお皿)まではすぐには乾きませんが、このひと手間で内部の湿度がぐっと下がり、カビの育ち方をゆるめる効果があります🫧

🌞時間が取れる日は、翌朝に窓を開けて少し換気をしてあげると、さらに乾きやすくなります。

🌸原因② ホコリと皮脂汚れがくっついた「生活臭」

お部屋の空気には、ホコリ・皮脂・調理の油・ペットの毛などの微粒子が混ざっています。それらがエアコン内部の湿った面にくっつくと、カビと一緒にニオイを発するようになります。

特にリビングや寝室など、人の出入りが多い場所では、皮脂や柔軟剤の香りなどの生活臭が混ざって「こもったニオイ」になりやすいんです。

🧺ヒント:フィルターを月1回水洗いするだけでも、ホコリ臭をかなり減らせます。

🫧原因③ ドレン(排水)まわりの汚れ

エアコンの内部で発生した水分は、「ドレンホース」という管を通って外へ排出されます。このホースや受け皿にカビやぬめりがつくと、「湿った土のようなニオイ」や「酸っぱいような臭気」が発生することがあります。

沖縄では台風や強い雨で排水口に虫や砂が入り込むこともあります。その詰まりがニオイや水漏れにつながることもあるので要注意です⚠️


🍀じゃあ、どうすればいいの?

  1. 送風運転を習慣にする(冷房のあと20〜30分)

  2. フィルターをこまめに洗う(月1回が理想)

  3. 吹き出し口の見える範囲をやさしく拭く(奥には触れない)

  4. ニオイが残る・風が弱いときは、内部のカビやホコリが奥に広がっているサイン

その場合は、分解して中まで洗えるプロのクリーニングでリセットするのが安全です🌿


💬さいごに

エアコンのニオイは、「古いから」「壊れかけてるから」ではなく、湿気・ホコリ・カビが混ざり合った生活の積み重ねによるもの。

無理に強い洗剤を使うより、日々の小さなケア+季節ごとの点検で、やさしく清潔を保てます🫶🏼

かふぅ〜では、女性スタッフが丁寧に分解洗浄を行い、作業後はお部屋全体の空気がふわっと軽くなるよう仕上げています。

気になるニオイが出てきたら、どうぞお気軽にご相談くださいね🌸



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